ワルシャワとパリで学んだ 川 嶋 仁の「珠玉のピアノ小品集」 |
ショパンに始まりリスト、カスキ、サン=サーンス、マスネ、ラヴェルからタレガまで、誰からも愛される珠玉の小品を17曲集めた意欲作です。
小品とはいえ難易度の高い曲も多いですが、川嶋 仁は東京藝術大学卒業後、ワルシャハとパリで10年間にわたり学んでおり、しっかりした基礎テクニックの上に、作品それぞれの持ち味を最大限に生かした音楽性を隅々にまで発揮しており、聴き手を飽きさせることがありません。
収録は緑に囲まれた軽井沢大賀ホール。川嶋 仁が惚れたというミケランジェロが愛用したスタイウェイD274 とホールの空間とが一体となった、至福の響きが魅力の感動のアルバムです。
ショパン: 1. エチュード 変イ長調 作品25-1「エオリアン・ハープ」
2. ノクターン ロ長調 作品32-1 3. エチュード ホ長調 作品10-3 「別れの曲」 4. ノク
ターン 第20番 嬰ハ短調(遺作) 5. エチュード 作品10-5 変ト長調 「黒鍵」 6. エチュ
ード 嬰ト短調 作品25-6
リスト: 7. 愛の夢 第3番 8. パガニーニ大練習曲 第5番 ホ長調「狩り」
カスキ: 9.野の小川にて 作品32-2 10.ブルレスケ 作品32-3 11.夜の海辺にて 作品34-1
サン=サーンス: 12.白鳥
マスネ: 13.タイスの瞑想曲
ラヴェル: 14.水の戯れ
レクオーナ: 15.コルドバ (スペイン組曲 「アンダルシア」より)16.アラゴン (スペイ
ン・ワルツ)
タレガ: 17.アルハンブラの思い出
川嶋 仁(ピアノ)
■高音質CD:MF28701 定価:2,500円+税
2017年10月25日発売予定
使用ピアノ:STEINWAY & SONS D-274
(ベネディッティ・ミケランジェリが所有していたピアノ)
録音:軽井沢大賀ホール(長野県) 2016年10月30日、11月1日、2日
解説:音楽世界の多様さに魅了される! ̶ 寺西基之(音楽評論家)
川嶋 仁
東京藝術大学音楽学部ピアノ科で坪田昭三名誉教授に師事しピアノ科を卒業。卒業時の成績により皇居の桃花楽堂にて御前演奏を行った。
卒業後、ポーランド政府の全額給費を得てワルシャワのショパン・アカデミーに留学。リディア・コズベック女史とバルバラ・ヘッセ=ブコフスカ女史に師事し大学院を修了。
その後パリへ渡りベルリオーズ音楽院の研究科でキャサリン・ブリーイ女史に師事。パリのスコラカントルムのヴィルテゥオーゾ・クラスでギャビー・カサドシュ女史に師事し首席で卒業。
この他にニース・アカデミーの夏期講習でパスカル・ロジェに学んだ他、ダン・タイ・ソン、エリック・ハイドシェック、フランス・クリダの個人指導も受けた。
帰国後は毎年リサイタルを行なっている他、アンサンブルではチェコのウイハン弦楽四重奏団とドヴォルザークのピアノ五重奏曲第1番を、東京交響楽団コンサートマスターのグレブ・ニキティン氏、元チェロ首席奏者のベアンテ・ボーマン氏とメンデルスゾーンピアノ三重奏曲第1番を共演、及川光悦指揮モーツァルト・ヴィルテゥオーゾ祝典管弦楽団でショパンピアノ協奏曲第1番を共演するなど、幅広い活動を行なっている。
公式ホームページ : http://www.myhome104.com/hk/
N&Fは、高品位録音をベースに、 日本初のハイブリッドSACDや、 世界初のガラスCDを世に送り出す等、 高音質ディスクの興隆に尽力しています。
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