ショスタコーヴィチ チャイコフスキー |
交響曲第5番「革命」 大序曲「1812年」 |
稀 有 の 響 き !
ロシア国立交響楽団
[シンフォニック・カペレ]
オーケストラにとって何よりも大切なのは、独自の響き、色合い、香りといった他にかけがいのない特色が備わっているかどうかにあります。
際立った特色を持ったオーケストラというとまずウィーン・フィル、ゲルギエフ率いるマリンスキー劇場管弦楽団、さらにバイロイト祝祭劇場のオーケストラが思い浮かびます。いずれもオペラがベースであり、歌を聴く耳がオーケストラに自然に備わっているのが特色です。
そんな中、にわかに注目をされ出しているのが、ヴァレリー・ポリャンスキー率いるロシア国立交響楽団《シンフォニック・カペレ》です。同じ歌でもロシア正教のア・カペラの合唱に根ざしています。
チャイコフスキーの3大交響曲につづくロシア国立交響楽団《シンフォニック・カペレ》のfine NFレーベルCD第2弾は、チャイコフスキーの「1812」年とショスタオーヴィチ交響曲第5番他で、横浜と東京でのライヴ収録です。
チャイコフスキー
大序曲「1812年」作品49
ショスタコーヴィチ
交響曲 第5番 ニ短調 作品47「革命」
バレエ音楽『ボルト』より
「荷馬車引きの踊り」
ロシア国立交響楽団《シンフォニック・カペレ》
指揮:ヴァレリー・ポリャンスキー
CD: NF28803 定価¥3,000円+税
2019年10月20日発売
ライヴ録音:2017年10月28日 横浜みなとみらいホール(チャイコフスキー)
2017年11月7日 東京オペラシティ コンサートホール(ショスタコーヴィチ)
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ライヴの興奮が追体験できる、待望のアルバム
ポリャンスキーの施した細かい彫琢がじっくり確認できるばかりか、ライヴでの圧倒的な音響とエネルギーまでしっかり収められていて頼もしい。重く深いバスドラムの響きも克明に捉えられ、迫力十分。素晴らしい録音で彼らのライヴの興奮が追体験できる、待望のアルバムである。
林昌英(ライナーノーツより)
世界初! チャイコフスキー3大交響曲連続公演 |
東京ライヴ |
稀有の響き!
オーケストラにとって何よりも大切なのは、独自の響き、色合い、香りといったかけがいのない特色が備わっているかどうかにあります。
際立った特色を持ったオーケストラというとまずウィーン・フィル、ゲルギエフ率いるマリンスキー劇場管弦楽団、さらにバイロイト祝祭劇場のオーケストラがまず思い浮かびます。いずれもオペラがベースであり、歌を聴く耳がオーケストラに自然に備わっているのが特色です。
そんな中、にわかに注目をされ出しているのが、ヴァレリー・ポリャンスキー率いるロシア国立交響楽団<シンフォニック・カペレ>です。同じ歌でもロシア正教のア・カペラの合唱に根ざしています。
本CDは、世界初と言えるチャイコフスキーの3大交響曲連続公演の東京でのライヴを収録しています。
一昨年の成功を受けて今年は10月から11月にかけて全国11回公演を行い、うち4回はチャイコフスキーの3大交響曲連続演奏を行います。
チャイコフスキー
交響曲第4番ヘ短調作品36
交響曲第5番ホ短調作品64
交響曲第6番 ロ短調「悲愴」作品74
ヴァレリー・ポリャンスキー指揮
ロシア国立交響楽団《シンフォニック・カペレ》
■CD: NF28801/2 (2CD)
定価¥4,000+税
録音:東京芸術劇場第ホール ライヴ収録 2015年7月18日(土)
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「ポリャンスキーこそがロシアの真の息吹である」
ライナーノーツ:片山杜秀 より
「奏者たちは、音色を調和させようと張り詰め、ハーモニー作りに耳をしっかりそばだてている。そのうえ弦楽器も管楽器もいつも息をたっぷり吸って吐いている。音を保ってよく鳴らす。そうでなければハーモニーの陶酔もポリフォニーの妙味も味わえるはずはないのだから。器楽的ではなく、とても声楽的なのである。しかも重心の低いロシアの合唱の響きなのである。よく保ってよく鳴らすコーラスのありようがモデルなので、器楽的に力任せに走るということがない。テンポがどんなに速いときも一声ずつ確実に響かせるように踏み締めることを忘れない。ポリャンスキー流の交響楽のひびきというものだ。」
ロシア国立交響楽団《シンフォニック・カペレ》
1957年に旧ソ連の巨匠サムイル・サモスードが設立した全ソビエト放送オペラ交響楽団を前身とする。71年よりマクシム・ショスタコーヴィチが音楽監督に就任し、アメリカに亡命する81年までに父ドミトリーの多くの作品を発表した。のちにロジェストヴェンスキーを音楽監督に迎えソビエト国立文化省交響楽団と改称、さらに91年にソビエト連邦国立室内合唱団と合併して現名称となる。この際合唱指揮の重鎮ヴァレリー・ポリャンスキーが音楽監督に就任し、ヴェルディの「レクイエム」やドヴォルザーク「テ・デウム」、ラフマニノフ「鐘」など大作を次々と演奏しオーケストラのレパートリーを飛躍的に拡充させ、「ロシアで最も優れた交響楽団」と評されるようになった。その名声により、旧ソ連内をはじめアメリカ、イギリス、スイス、ドイツ、イタリア等欧米各国に定期的に招聘されて絶賛を博している。
ソビエト国立文化省交響楽団時代から数多くの録音を残しており、ロジェストヴェンスキーによるチャイコフスキー交響曲全集(シャンドス)、ショスタコーヴィチの各交響曲、ポリャンスキーによるチャイコフスキーとショスタコーヴィチの交響曲やグラズノフ交響曲全集、ラフマニノフの交響詩「鐘」を含む管弦楽曲集と交響曲全集をリリースしている。
ヴァレリー・ポリャンスキー(指揮)
Valery Polyansky, Conductor
1949年モスクワ生まれ。モスクワ音楽院にて、合唱音楽の権威ボリス・クリコフに師事して在学中から指揮活動を開始する。1975年自ら結成したロシア国立室内合唱団を率い、グィド・ダレッツォ国際合唱コンクールでロシアの団体としては初の優勝を飾り、特別賞、最優秀指揮者賞も受賞。以来、「合唱のカラヤン」「赤いカラヤン」等の異名を拝す。一方、モスクワ・オペレッタ劇場の指揮者を務める傍ら、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキーに指揮法を学び、ボリショイ劇場等で多くのオペラ・プロダクションを手掛けた。1992年ロジェストヴェンスキーの要請で旧ソビエト国立文化省交響楽団を改称したロシア国立交響楽団の音楽監督に就任、世界各国で招聘されいずれのツアーも大成功を博す。
幾重にも練りあげられたピアニッシモを駆使する独自の手法から、ロシアきっての鬼才指揮者と評される。
1996年ロシア人民芸術家叙位、2002年よりエーテボリ音楽祭首席指揮者。モスクワ音楽院教授、ラフマニノフ国際ピアノ・コンクール総裁を務める。
ロシア国立交響楽団<シンフォニック・カペレ>
2017年 公演日程
■10月28日(土) 14:00開演 横浜みなとみらいホール
P.チャイコフスキー:大序曲「1812年」
A.ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 チェロ:宮田 大
D.ショスタコーヴィチ:交響曲第5番「革命」
■10月29日(日) 13:30開演 名古屋
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
チャイコフスキー:イタリア奇想曲
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」「白鳥の湖」より
ボロディン:歌劇「イーゴリ公」より“だったん人の踊り”
チャイコフスキー:祝典序曲「1812年」
チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 op.64
■10/30(月) 18:30 広島国際会議場 フェニックスホール
イングリット・フジコ・ヘミング
ピアノ:フジコ・ヘミング
グリンカ/「ルスランとリュドミラ」序曲
ショパン/ピアノ協奏曲第1番
リスト/ラ・カンパネラ
チャイコフスキー/交響曲第5番
■11/2(木) 19:00 アクロス福岡シンフォニーホール
ピアノ:フジコ・ヘミング
グリンカ/「ルスランとリュドミラ」序曲
ショパン/ピアノ協奏曲第1番
リスト/ラ・カンパネラ
チャイコフスキー/交響曲第5番
■11/3(金・祝) 13:30 ザ・シンフォニーホール
ボロディン:歌劇 「イーゴリ公」より ダッタン人の踊り
チャイコフスキー:交響曲 第4番 ヘ短調 op.36
チャイコフスキー:祝典序曲 「1812年」 op.49
チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 op.64
■11月5日(日) 13:00 サントリーホール
チャイコフスキー:交響曲第4番/交響曲第5番/交響曲第6番「悲愴」
(休憩含め3時間)
■11月7日(火)19:00 東京オペラシティ
チェロ:宮田 大
P.チャイコフスキー:大序曲「1812年」
A.ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
D.ショスタコーヴィチ:交響曲第5番「革命」
■11月8日(火)19:00 足利市民会館
チェロ:宮田 大
P.チャイコフスキー:大序曲「1812年」
A.ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
D.ショスタコーヴィチ:交響曲第5番「革命」
■11月9日(水)18:30 いわき芸術文化交流館アリオス
チャイコフスキー:交響曲第4番/交響曲第5番/交響曲第6番「悲愴」
■11月10日(金) 18:30 札幌コンサートホールkitara
チャイコフスキー:交響曲第4番/交響曲第5番/交響曲第6番「悲愴」
■11月12日(日)14:00 新潟りゅーとぴあコンサートホー
チャイコフスキー:交響曲第4番/交響曲第5番/交響曲第6番「悲愴」
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