いま私が抱えている音楽、そしてこレから目指そうとしいる音楽 木米真理恵デビュー |
ピアニスト木米真理恵のデビューCDの登場です。
木米真理恵は金沢に生まれ、東京音楽大学付属高校卒業後ポーランドに渡り、ポーランド国立ショパン音楽大学から大学院に進み首席で卒業、さらにイモラ国際ピアノアカデミー(イタリア)でも研鑽を積んだ新進気鋭のピアニストです。
J.ザレンプスキ、アスティ(イタリア)などの国際コンクールで優勝するなど内外のコンクールで入賞を重ねており、イタリア、スイス、ドイツ、リトアニアなどヨーロッパ各地でのリサイタルや、MITO (イタリア)、Alion(エストニア)などの国際音楽祭にも招かれ、オーケストラ・アンサンブル金沢、山形交響楽団、フィラルモニカ・オルテニア(ルーマニア)、スムイ交響楽団(ウクライナ)などオーケストラとの共演も数多く経験しています。
2017年から東京に本拠地を移し、まず取り組んだのがこのCDの制作で、きっかけはポーランドで偶然に出会ったソニーでSA—CDの普及に従事し、その後東京藝術大学音楽環境創造科で「音響技術史」の講座を担当した森芳久氏の仲立ちによるものです。
このCDにはコンサートやコンクールなど、ヨーロッパを中心とするさまざまな舞台で演奏した思い出がぎっしり詰まった4人の作曲家の13曲を収録しています。
録音は響き良さで定評のある三鷹市芸術劇場「風のホール」で、ニューヨーク・スタインウェイでの収録です。
彼女の紡ぐショパンは、まだあどけなさの残るその姿からは想像もできない、芯の強さと意志が伝わってきました。それは、ショパンが異国の地にあっても片時も忘れず祖国に思いを馳せていた強い愛国心と、どこか重なるものがあります。
ライナーノーツより森芳久
ショパン
1 舟歌作品60
2 前奏曲嬰ハ短調作品45
3 ポロネーズ第5番嬰へ短調作品44
4 タランテラ変イ長調作品43
4つのマズルカ作品30
5 第18番ハ短調作品30-1
6 第19番ロ短調作品30-2
7 第20番変ニ長調作品30-3
8 第21番嬰ハ短調作品30-4
9 ノクターン第20番嬰ハ短調遺作
シマノフスキ 10 練習曲ハ短調作品10-12「革命」
11 練習曲変ホ短調作品4-1
プロコフィエフ
12 練習曲ニ短調作品2-1
サン=サーンス/ リスト
13 死の舞踏 作品40
木米真理恵(ピアノ)
MF29101 ¥2,800+税
録音:三鷹市芸術文化センター「風のホール」2018年1月25日、26日
2018年10月5日発売
N&Fは、高品位録音をベースに、 日本初のハイブリッドSACDや、 世界初のガラスCDを世に送り出す等、 高音質ディスクの興隆に尽力しています。
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