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ロバートマンの芸術 |
ロバートマン指揮サイトウ・キネン・オーケストラ
このアルバムには、ロバート・マン(1920年7月19日)がサイトウ・キネン・オーケストラを指揮したモーツァルト、バルトーク、ベートーヴェンの3作品が収められています。
1961年、ジュリアード弦楽四重奏団の一員として齋藤秀雄から桐朋学園のマスター・クラスの指導に招かれたロバート・マンは、桐朋学園オーケストラの演奏するシェーンベルグの「浄夜」を聴き驚嘆、以来、齋藤秀雄と親密になったロバート・マンの指導を、渡辺實和子(vn)、今井信子(va)そして東京クァルテット等が受けるようになり、それがきっかけとなって彼らは世界に大きく羽ばたいて行きます。
そんな背景があり、ジュリアード弦楽四重奏団がサイトウ・キネン・フェスティバル松本に1993年に招かれます。その後、ロバート・マンが、1946年以来50年にわたり在籍したジュリアード弦楽四重奏団を1997年に引退すると、1999年からは室内楽や自作の演奏、次世代の教育のために、ロバート・マンは毎年のようにサイトウ・キネン・フェスティバルに招かれるようになり、2003年には指揮者としてもデビュー、このCDには彼のサイトウ・キネン・フェスティバル松本における指揮者としての演奏の記録が生き生きと収録されています。
ロバート・マンの指揮するサイトウ・キネン・オーケストラには、かつての教え子も加わっており、バルトークの「弦楽のためのディヴェルティメント」では、渡辺實和子(Vn 2)、今井信子(va)、原田禎夫(vc)がソロも担当し、深い味わいのある感動的な演奏を繰り広げています。
このCDは、小澤征爾以外が初めてサイトウ・キネン・オーケストラを指揮した初CDです。
ロバート・マンの芸術
1. モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550
2. バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント
3. ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第16番 ヘ長調 作品135(弦楽合奏版)より第3楽章
ロバート・マン(指揮)/サイトウ・キネン・オーケストラ
■CD: MF25101 定価 ¥3,000(税込)
録音: ザ・ハーモニーホール(松本) 2003年(1)(2)、2005年(3)
発売日:2009年9月
録音プロデューサー:西脇義訓/バランス・エンジニア:福井末憲
N&Fは、高品位録音をベースに、 日本初のハイブリッドSACDや、 世界初のガラスCDを世に送り出す等、 高音質ディスクの興隆に尽力しています。
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